こんピンのちょっとした話
はじめまして、こんにちは。
コンピン開発チームの一員で、44歳、
わんぱくな3人の息子の父親でデザイナーです。
まずはじめに、
この<コンピン>が多分、一番好きな男です。
<コンピン>は、
新しい定番品になると思ってます。
その理由は、食べたらわかる気がするのですが、
ついつい手が伸びて
2本、3本、4本、5本と
食べたくなる食感なのです
見た目はポテトフライのようですが、
揚げ物特有の胸焼けする感じもあまりなく、
冷めても美味しいですし、
出来たてのカリッとした感じや、
でも中の柔らかさが、
お餅よりもさっぱりしているからか、
食べやすく、ちょうどいいんです。
味も塩分控えめで、
化学調味料などを使用してませんし、
なんといっても原材料は大根!!
個人的に大根は嫌いではないのですが、
大根のままだとちょっと抵抗があって、
スナック感が足りない感じがするのですが、
この<コンピン>は若干残っている、
大根の風味がちょ~ど良い感じです。
私のおすすめは、
たこ焼きやお好み焼きソースをかける!です。
カレー塩も捨てがたい、
いや藻塩もうまいです。
そもそも、この<コンピン>のもとは、
大根餅(だいこんもち)という、
台湾の屋台などでも親しまれている
中華料理の点心の一つで、
餃子などのお友達?的存在だと
勝手に思っています。
15年ほど前に台湾に旅行に行った際に
食べた記憶があって、
その時に「うまっ」って思ったのを
今でも覚えています。
日本で言うところのたこ焼き的な存在で、
餃子のお友達的存在。
だんだんと、<コンピン>のことがわかってきていただけましたでしょうか。
しかし、日本で食べる大根餅は、
家庭料理としてあまり浸透しておらず、
また中華料理店やホテルなどで出されるものは
少し上品すぎていたり、
逆に家庭で作られるものは、
手間がかかるのに
少しやぼったかったりする印象です。
そこで、もう少しポップで
楽しい、簡単なものができるといいなと、
新潟でホテルさんや式場さんからの
依頼を受けて食品加工製造業を営んでいる
ジーアールフーズさんと新潟食材研究所ティオぺぺさんと共に、試行錯誤して誕生したのが
この<コンピン>です。
美味しいものを作るプロが手を組んで
誕生しました。
そして実はこの原材料となる大根。
実は新潟県の主要な野菜に位置付けられています。
※大根は作付面積1,430haで全国6位、
出荷量は29,700トンで全国9位(平成30年度)。
もう一つの原材料の米粉は、
全国1位の生産量です。
実に新潟らしい一品だったのです。
最後に、この<コンピン>。
簡単に僕でも作れますし、
子供たちもパクパク食べています。
きっと世のお父さんたちも簡単に作れますし、
子供も喜ぶと思います。
ビールにも合います。
おやつにも良いですね。
夕食の一品としてもよさそうです。
この<コンピン>を通して、
これからの日本の食卓が
少しでも楽しくなると思ってます。
長くなりましたが、
僕のおすすめ<コンピン>話でした。